熊本県湯島(天草)
Kumamoto / Yushima (Amakusa)
島民300人、猫200匹が仲良く暮らす島
100を超える島々が点在する熊本県天草地方。湯島は有明海のまんなかに浮かぶ周囲約4kmの小さな島です。熊本県上天草市大矢野町江樋戸港(えびとこう)から連絡船で25分。ゆっくり歩いて1時間ほどで島を1周できます。
昭和20年代には約1900人が暮らしていましたが、高齢化や過疎化により人口が激減。2012年ごろから「猫島」として周知をはじめ、「湯島・夢の島づくり会」を設立。現在は島民約300人と猫約200匹が仲良く暮らす「猫島」として知られています。
また、1637年に起こった天草・島原の乱で、天草四郎らが秘密会議を行なったとの言い伝えがあり、別名「談合島」とも呼ばれる歴史のある島です。
猫の島 湯島へようこそ
猫たちがおでむかえ
湯島に到着すると、猫神様の像、そして猫たちがでむかえてくれます。
看板にあるように湯島には野良猫はいません。島民がそれぞれ猫を飼い世話をしています。エサも豊富なので痩せていかにも元気がないといった猫は見かけません。
のどかな風景に溶け込む人なつっこい猫たち、親戚が戻ってきたかのようにむかえてくれる島人の笑顔に、ゆるゆると癒されていきます。
海の青に魅せられて
島民のほとんどが漁師として生計を立てている湯島(天草)は、海の幸に恵まれています。
特に真鯛が有名で、釣りの名所として釣り人たちに人気があります。また、ウミガメの産卵地としても知られ、美しい砂浜での海水浴やキャンプを楽しみに、島外からたくさんの方が湯島を訪れています。とれたての海の幸を堪能できるのも魅力です。
パワースポット、
島を守るハートの樹
湯島に群生するアコウ樹。中でも港の近くにある大きなハートのアコウ樹は樹齢100年を超えます。
防風林として島を守って来たアコウの大木は「あこうさま」と親しまれ、願いを叶え、カップルが一緒に写真を撮ると幸せになれるとか…。
湯島へのアクセス
湯島へは、天草市大矢野町の江樋戸港(えびとこう)から連絡船で約25分です。
江樋戸港へは
【バスを利用】
熊本駅から九州産交バスで、超快速あまくさ号(天草産交車庫前行)に乗車〜さんぱーるで降車、江樋戸港まで徒歩10分
【車を利用】
・熊本方面から(約1時間10分)
国道3号線→57号線(天草方面)に下る
↓
大矢野警察署の先の信号を右に曲がり、海沿いを2分ほど走ると左側に江樋戸港湯島定期船乗り場
・九州道・松橋インターチェンジから(約45分)
国道266号を天草方面に南下
江樋戸港から湯島へは
【連絡船を利用】
連絡船(菊盛丸・昭和丸)に乗船し湯島へ(約25分)
1日5往復便が出ています
【運賃】
大人(中学生以上)600円
小人300円
幼児2人以上小人料金
菊盛丸 電話番号0964-56-4063
昭和丸 電話番号0964-56-4060
※運行状況等については上記に直接問い合わせください
【時刻表】
【江樋戸港発 → 湯島着】
1便 8:15 – 8:40
2便 10:00 – 10:25
3便 13:15 – 13:40
4便 15:00 – 15:25
5便 17:30 – 17:55
【湯島発 → 江樋戸港着】
1便 7:30 – 7:55
2便 9:00 – 9:25
3便 12:00 – 12:25
4便 14:00 – 14:25
5便 16:00 – 16:25
Googleマップ
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