今週のCattonブログは、7月の誕生石であるルビーについて一緒に勉強していきましょう!
ルビーはエメラルド、サファイヤと並ぶ貴石の1つで、情熱的な赤のカラーが誰しもを魅了する、そんな印象があります。
そんなルビーの石言葉は、「情熱」「良縁」「勝利」です。何だか全て納得してしまう言葉が並んでいますね。
宝石に詳しくない方でもご存知の方が多いであろうルビーですが、何で出来ているのか、どうやって出来るのか、過去にはどんな意味で愛用されていたのか?
何でも起源が気になってしまう性格の髙濱が、色々と調べてみましたので、へぇそうなんだ!と思いながら読んでいただけると嬉しいです。
ルビーは何からできている?
ルビーは、コランダムという鉱物からできています。そんなコランダムは、酸化アルミニウムの結晶からなる鉱物です。日本では、鋼玉と呼ばれています。
無色透明な鉱物なのですが、ではそこからあの綺麗な赤にどうやって発色するのか!?
それはコランダムに含まれる不純物の割合によるものなのです。この不純物元素である酸化クロムが1%前後だとルビーの赤色を創りだしてくれます。
そんなルビーと実は兄弟のような存在の石があるのですが、みなさんはご存知ですか?または今このブログを読みながら、あれじゃないかな?という予想ができていますか?
ヒントとしては、このブログの中に答えが存在しています。
それでは、勿体ぶるのはここまでにして!答えは、サファイアです。
赤と鮮やかなブルーという似ても似つかないカラーですが、兄弟も同然なのです。
コランダムというところまでは同じなのですが、サファイアが誕生するにはそこに含まれる不純物に0.5~1%程度のチタンと鉄が必要になります。
この不純物と含有量によって将来どの石になるのかが決まるってなんだか、ものすごく不思議じゃないですか?
自分がコランダムとして生まれたと想像すると、、、
ルビーになりたい!と思っても不純物が味方をしてくれるか分からないという、とても複雑な人生ですが絶対的に人に愛される存在になれると思うと、安心感もありますね。まぁコランダムとして生まれる場合、そんな未来や可能性も分からないとは思いますが(笑)
ルビーの歴史
ルビーは、権力をもつ人たちが繁栄や富をもたらすものとして身につけていました。だから「宝石の女王」と呼ばれることもありました。
欧州では、左手は受け取る手・頂く手に対して、右手は自分の力を使う・国王の場合は与えられた権力を使うという意味があります。それに加えルビーは、燃えるような色であるため情熱と愛情を保つパワーを秘めているということで、身体の右側に身につけると力を発揮すると言われていたようです。
実際に中世ヨーロッパ時代の肖像画や宗教画にもよくルビーが登場しています。旧約聖書にも登場するくらいには、とても大切な宝石として扱われていたのです。また王侯貴族を描いた肖像画で、ルビーを身につけている場合のほとんどが右側だそうです。
美術館巡りや、絵画鑑賞がお好きな方はどこにどんなものが身につけられているのかに着目すると、今までとはまた違った楽しみ方ができるかもしれませんよ♪
何より、私たちの知り得ない時代のジンクスや人々の考えをこうして宝石や身につける場所によって知ることができると考えると世界中の絵画を観たくなりますね。
これから素敵な出会いとチャレンジが待っているあなたに
冒頭に記載したルビーの石言葉の中に、「良縁」とあったと思うのですが、そんなのあったっけ?と思った方はここでまた覚えてください★笑
石言葉になるくらい、女性がルビーを身につけると良い運やご縁を運んでくれるという言い伝えもあり、古くから女性のお守りとして愛されてきたのですが!
素敵な方と出会って、一緒に毎日笑っていたいなぁ。そんな風に周りのカップルや夫婦、恋愛ドラマを見て思っている方がいましたら、一度ルビーを身につけてみてはいかがですか?
また「勝利」の意味も持つルビー。
これからお仕事やプライベートで大きなチャレンジが待っている人、新しく挑戦しようと考えている方にとてもぴったりだと思います。消えることのない力強く、でも気品のある情熱的な炎のような赤がそばにあれば何だかパワーをもらえそうですよね。
ルビー婚式
良縁繋がりでいくと結婚40周年は、「ルビー婚式」です。
鉱物の中ではダイヤモンドの次に固いこと、深い赤のカラーをもつことから「固い絆で結ばれた愛情深い夫婦の象徴」であるとされているのです。
また結婚50周年の金婚式は、家族みんなで集まってお祝いすると思いますが、そこまであと10年早いルビー婚式のときは、夫婦水入らずでお祝いすることが多いようです。
ご夫婦でゆっくりこれまでの思い出、日頃の感謝や気持ちを伝えあう素敵な時間を過ごされると思います。
40年も一緒にお互いの人生を共有することは、本当に凄いことです。だからその年月を「ありがとう」の気持ちと一緒にルビーのジュエリーで形に残すと、より素敵ではないですか?
形に残すことで、お子さんからお孫さんへ受け継ぐことができますよ。それぞれの歴史をルビーに刻んで、家族だから築くことができる強い絆をずっと大切にしていこう!と明るい未来への希望を込めて、まずは目の前にいる大切なパートナーである奥様へ贈ってみると、きっと喜ばれると思います。
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このデザインのここがもう少しこうだったら、、、このように感じた経験がある方は、ぜひご相談やお見積りだけでも大歓迎ですので♪一緒に理想のジュエリーについてお話しましょう!