2019.9.16

ジュエリー工場で使っている道具

手作りジュエリー工場Cattonには家族を探している保護猫もいますが、
本業はジュエリー製造販売です!!
この荒尾の工場で作ったものを全国のお客様に向けてお届けしているのです^^

ジュエリー制作に使う道具

ここ数か月、毎月入社が続いていますが、最近、スタッフがどんどん成長しています。
新人さんは日々色々なことを吸収していき、
先輩スタッフは教えることで自分のものにする。
これが毎月積み重なっていく姿を見ていたら頼もしいなぁと感謝してばかりです。

Cattonに入社したスタッフはまずチェーンつなぎ、溶接の訓練をします。
ジュエリー制作に必ず使う道具は沢山ありますが、
ペンチ。見習いさんもプロもみんな使います。
もちろん、ジュエリー制作体験でも使いますよ。

動画では、ペンチを使いやすく自分だけのものにするためにやすりで削っています。
職人さんはマイペンチを作って持っているのは基本中の基本!
もともとある道具を自分で使いやすいものにするんです。

ジュエリー作りに使うペンチ

(上)完成目標としているペンチ
(下)既製のペンチ

太い方が安定して丸かんなどの小さなものも掴めるのだそうです。
私は細い方が好きなので既製品を使っていますが
仕事をする人によってやはり違うんですね~。

先日は、7分ロウを作りましたよ。
工場なので何でも作るのです。

ジュエリー工場

シルバー(銀)を溶接するための7分ロウ。
純銀に銅などの素材を混ぜて割合を作ります。

ロウといっても蝋燭のロウではありません。
金属です。接着剤の役割をする金属で、はんだのようなものです。

ジュエリー工場

Cattonではシルバーは5分ロウ、7分ロウ、3分ロウを使っています。

シルバーロウ材

もちろん、18金(イエロー・ピンク・ホワイト)、プラチナなど素材ごとにロウ材を使い分けますよ。

ろう付けとは、金属を熱で熔かして接合物の間隙部に流し込み、ろうと金属を接合する技術です。
例えば、リングを作る時、ピアスポストをつける時などに使います。
お客様も彫金で指輪を作る時に、ロウ材を使って丸めた金属を接合しますよ。
火も使うのですが、職人が丁寧に教えますので皆さんちゃんとロウ付けまでできます!

ジュエリー工場
写真はスタッフが自分の考えたジュエリーをロウつけしている様子

ジュエリー工場

ロウ付けをしたリングは、やすりで平らに削り落とし
目の粗いものから目の細かいやすりを使い分け、
研磨を続けてピカピカに輝くようになります。

ジュエリー制作に使う道具

Cattonジュエリー工場は全てオープンです。
歯科医業界にお勤めの方は、似たような道具があるとお話されます。
ジュエリーを作っている様子もご覧いただけますのでどうぞお気軽にご来店ください。

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