コロナで私たちの生活は一変しました。
わたしたちはいつも天災が起きた時に日常があることを感謝します。
家族が一緒に暮らせることがどれだけ幸せなことなのか。
猫も大切な家族です。
最近、私たちは毎日手洗いうがいをし、検温をし体調管理をしています。
大変な時だからこそ、猫の体調もしっかり管理したいですね。
猫は体の小さな生き物なので、体調が急変することがあります。
人間のように「どこがいたい」と教えてくれればいいですが、
心配かけないように我慢する猫も多いのです。
毎日観察していると異変に気付きやすくなります。
Cattonでも毎日猫の健康チェックを行っています。
これがすべてではありませんが、私達が行っている健康チェックが
参考になれば嬉しいです。
食欲
猫は痛みを教えてくれません。
ご飯を食べない、ぐったりしているなど
何か異常を感じたときはすでに病気が進行している恐れがあります。
健康状態の優れた猫はしっかりと食事ができます。
口内炎ができているときも食べられなくなることがあります。
毎日の食事の量を管理・チェックして、
もし残飯があれば、次の食事できちんと食べられているか必ず確認しましょう。
便や尿の状態
排泄物は体の異常を発見するのに最も適しています。
便はしているか、していないか(日常通りの食事ができていれば1日1~2回します)
3日便をしないときは受診したほうがいいでしょう。
硬さはどうか?硬すぎないか?下痢をしていないか?
尿の量はどうか?異常に多い/以上に少ない
尿の色はどうか?血尿はしていないか?
尿の匂いはどうか?いつもと違う場合はすぐに受診を。
固まる砂のタイプだと尿の色が確認できません。
トイレシートが確認しやすいと思います。
嘔吐があるか
ねこは自分で毛づくろいをします。毛を吐きだすことも多々あります。
嘔吐した場合は必ず嘔吐物をチェック。
胃液だけなのか?フードの吐き戻しなのか?異物なのか?
誤飲の場合は毒性のものであればすぐ受診。
呼吸
毎日ネコの様子を観察し、どんな呼吸をしているか知っておきましょう。
はぁはぁと大きく呼吸をしていればすぐ受診しましょう。
熱はないか?猫は体温が38度くらいありますが、
明らかに発熱しているときは耳がとても熱くなるので触ってみてください。
動き
ふらつきはないか?
足がつっていたり引きずって歩いたり
歩き方はいつも通りか?
目
・涙がでている
・目の縁が赤い
・しょぼしょぼしていて変
・目が腫れている
目から得られる情報も多くあります。
毎日観察していると異変に気付きやすくなります。
涙が出ていたら風邪を引いているサインかもしれません。
もともと猫風邪をこじらせて目のケアが必要な猫たちもCattonには多くいました。
点眼が必要な子は、医師の診断に従って1日数回点眼します。
涙が出やすい子は、細菌が発生することもありますので
ホウ酸クリーナーを作ってコットンなどで拭くこともオススメです。
参考記事URL:https://www.mag2.com/p/news/384184
口
・臭い
・舌があれている
・歯茎が赤い
・出血している
人間も同様、猫の口の中も多くのの健康状態が隠れているものです。
口内炎や歯周病が口臭の原因になる場合もあります。
口臭も毎日チェックしましょう。
歯茎に黄疸が見られるときは肝臓の状態が悪いことが疑われるかもしれません。
いつもと違うときは病気のサインを疑って早めに受診を。
耳
・臭い
・出血
・カサカサしている
・掻いている
・汚れ
毎日チェックしていないと見つけにくい部分です。
綿棒で耳掃除をしましょう。
皮膚
・カサカサしている
・出血
・腫れている
怪我をしたところにかさぶたができている場合もあります。
ブラッシングをしながらチェックする習慣をつけるといいですね。
鼻の頭を掻いていて傷になる猫もいます。
毛
・フケ
・毛玉
・はげができている
ストレスで10円はげが出来る猫もいます。
多頭飼育環境で、はげの原因が真菌である場合、隔離が必要です。
加齢やストレス、何らかの病気が原因で、気持ちを落ち着けようとからだを舐める仕草をします。
よくからだを舐めるネコは、体内に毛玉ができやすくなることもあります。
ブラッシングでも毛玉が解決できないときはシャンプーをしてみてください。
シャンプーのしすぎは毛が傷んだり、皮膚トラブルの元になったりすることがあるので要注意です。
猫の健康状態は、毛並みや毛艶にも表れます。
毛並みや毛づやが悪いのは猫の毛質が悪いわけではなく、栄養のバランスが良くない場合もあるようです。
長毛の猫は自分で毛づくろいができません。
トイレの度に毛についてしまうこともあるので、
お尻周りの毛はカットしてあげてください。
短毛なら週に2~3回、長毛なら毎日ブラッシングすると良いでしょう。
肉球
・腫れていないか
・傷はないか
猫は肉球にしか汗腺がありません。
緊張したときに肉球に汗をかきます。
ねこの肉球はぷっくりしていてずっと触っていたくなりますが、
いつもの感触と違う、傷があるなど何か異常を見つけたらお医者様に相談しましょう。
猫とずっと一緒にいるために健康でいてほしいものです。
まだできるチェック項目もあるかもしれませんが、
Cattonでは毎朝猫部屋掃除の後、1匹ずつ健康チェックをしています。
健康な状態で、里親さんの元に送りだしたいからです。
Cattonでお預かりするまでに命のリレーがあり、
預かりのおかあさんが大切に大切に育ててこられました。
ずっとの家族ができて幸せいっぱいの猫たちを見ることが
私たちの最大の喜びです。
今日も、猫たちと思いっきり遊びたいと思います!!
現在里親募集中の猫や、卒業した保護猫たちは、コチラからご覧いただけます。
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