2021年1月19日(火)えだまめともふの二匹がトライアルに出発する日。
ここを卒業することになるなんて思ってもいない二人はいつものようにお昼寝をしていました。
べたべたするような仲良しではありませんが、
一緒にいることが多いこの二匹が一緒に卒業することになるとは
当初想像していなかったのですが、やっぱり仲間がいるのは心強いと思うんです。
出発の日も思い思いに過ごしていましたが、
ご飯と身支度を済ませていざ出発。
今回はコロナ対策のため団体さんに移動をお願いしたので立ち会えませんでしたが
ご夫婦で会いにいらして、何度もやり取りを行った優しいご家族が
事前の準備をしながら楽しみにお待ちでした。
3段ケージもトイレもすべて新しくそろえてくださって毛布もベッドもたくさんご用意してくださっています。
到着するや否や新しいおうちを探索している二人。
2週間のトライアルが始まりました。
里親さんより許可をいただきましたので、トライアル中の様子をご紹介します!
トライアル1日目
えだまめくんは不安そうな顔をしていますね。
緊張でおめめがまん丸になっています(笑)
えだまめくんは見た目強そうですが、意外と繊細で新しい子が来るたびに自分がご飯を食べなくなるというデリケートな心の持ち主です。
もし一人で新しい環境に身を置くことになったら体重減が心配でしたから
今回もふちゃんと一緒に迎えてくださることになり本当にうれしかったです!
反対にもふちゃんは余裕です(笑)
真新しいかっこいいソファも「あたしのために準備したんでしょ!」
とでも言わんばかりにど真ん中でくつろいでいます!!
団体さんのお家で暮らした期間が長かったこともあってかあまり緊張していないようです。
初日からお父さんお母さんに甘えていると聞いて安心しました。
トライアル3日目
里親さまより新しいお写真と動画をいただきました。
心配していたえだまめくんの食欲が出てきたそうで、
それぞれお気に入りの場所もできたそうですよ!!!
やっぱりソファが似合う女、もふちゃん
もふちゃん。あなたはこの美貌なのでとても人気でしたが
体が小さく、幼いころのてんかんも心配だったので、
なんだかんだふたり一緒の方が(しかも尻に敷くことができる子)と暮らせるなら
最高だと思ったのでこのような形でお迎えいただけて良かったね。
ソファで並んでくつろいでいる二人を見て飛び上がるほどうれしいです!
きっとお父さんとお母さんは床に座って夢中で二人の写真を撮りまくっているね♡
保護猫活動していてうれしいこと
それは、卒業していった猫たちが元気に幸せに暮らしていること。
そして里親として猫たちを迎えたご家族が猫をお迎えしてよかったと幸せを感じてくださっていること。
団体さんの抱えていらっしゃる保護猫が、
1匹でも多く家族を見つけられる場所を作れたこと。(小さな場所ですが)
それにつきます。
毎日、猫たちのためにといいながら、私たちの方が幸せを与えてもらっています。
えだまめくんは110匹の多頭崩壊からレスキューされた猫です。
熊本には複数の動物保護団体がありますが、多頭崩壊発生時は合同でレスキューチームが作られます。
ご自身にも仕事があり、家庭があり、わが子も育てながら
自分の団体活動もされながらです。本当にすごい活動です。
劣悪な環境の中で生き延びたことにも感謝ですが、
こうやってきれいで安全なお家ができたことが何よりうれしく
この活動をしていた本当に良かったと心から思います。
えだまめくん、もふちゃんと一緒でよかったね。
尻に敷かれながら幸せにね♡♡