2021年2月に発売された『いっしょに帰ろう』という書籍、読まれました?
保護猫カフェで出会う新しい家族の話が短編形式で描かれている本です。
本屋さんで「保護猫」という言葉を見つけて即買いしました。
この本のタイトルになっている「いっしょに帰ろう」という言葉に
ピーンと来て、とてもぴったりの言葉だなぁと思ったんです。
様々な理由で保護猫になってしまった猫たち。
猫自身が保護猫になりたくてなったわけではありません。
年齢も保護された場所も性格も生活スタイルも違いますが、
ずっとの家族を探しているということは共通しています。
私達は命を預かっているからこそ責任もあります。
その責任以上に“愛”があります。
施設や団体によって譲渡には条件があり、その条件は一般的に厳しいと言われます。
“愛”があるからこそ、二度と保護猫になってほしくないし
「必ず」幸せになってほしいと思っています。
ふらっと立ち寄った保護猫カフェで運命の出会いがある場合もあれば
最近ではSNSやブログなどをみて、「この子」と決めて会いに行く場合もあります。
ペットショップで動物を飼うことが絶対にダメということではなく、どんな形であっても間違いではありませんが、保護猫を家族に迎えるという選択肢が沢山になればいいなぁ。
といつも思います。
保護猫カフェってどんなところなのか、
譲渡までの一般的な流れ(団体や施設によって違うこともあります)
猫の病気についての知識、
保護猫を迎えるために準備するものもご紹介されています。
著者である欄木さん自身も1年かけて「いっしょに帰る」猫が見つかったそうですよ。
すでに保護猫を家族に迎えている人も、これから迎えようと考えている人にも読んでいただきたい一冊です。
全ての保護猫に「いっしょに帰ろう」といってくれる家族が見つかりますように・・!