2022.4.27

3年後越しの初まるごとネコフェス終了

Catton新作ネッコレスブローチ

こんにちは。今回のブログは久しぶりに梅崎が担当します。

勝手に思ったこと、お客様へ感謝の気持ち、それから猫仲間への感謝を綴っています。
お時間の許す限り読んでいただけますと嬉しいです〜^^

出展延期が決まったときの心情

Cattonはブランド立ち上げから4年目、
2020年4月、大阪は阪神百貨店梅田本店のまるごと猫フェスティバルに初出展予定でした。

その頃、まだ販売の力も乏しく(現在も足りないところばかりで勉強中ですが・・)
ブランド認知も皆無に近く、さらには商品力もそれほどなかったCatton。

出展のお声がかかったことに浮かれて
やってやるというより「やれる」という強い意思で望むつもりでした。

2020年4月当時、「新型コロナウィルス」はまだ分からないことの多いウイルスで、
数人の陽性者が出たという日々のメディアの報道に怯えて緊急事態宣言発令中の最中でしたね。

未発見ウイルスが市中感染しているとなったときの、
あのひとけの全く無い都会の様子は、更に恐怖心を大きくしたものです。

私は、、、怖いけれど・・・
自分の中でCattonの可能性を試す大事な催事であると考えていました。

緊急事態宣言下ではありましたが、私は自分一人で大阪に乗り込み
九州に戻ったあとは自主隔離をするつもりでいたほど、鼻息荒く強い気持ちでいました。

そうはいっても自分には家族がいます。(子供も不安な中、休校が長引き友達に会えず、やりたいサッカーもできずストレスいっぱいの生活でした)
そして、一緒に頑張ってくれる従業員がいます。

Cattonはお店を閉めるという選択をしませんでした。
感染対策はしっかりしつつ、売上を作る選択をしました。

大切な家族や従業員に迷惑はかけられないけれど、売上ゼロが続く毎日を
何も行動せずに見過ごすわけにはいかなかったのです。

結果、直前での中止発表。

当時金相場がめちゃくちゃ上がっていましたが
売るだけの商品をたくさん準備していました。残ったのは在庫の山・・・(泣)

あれから2年。withコロナ、アフターコロナを叫ばれているものの
コロナ前の暮らしには戻れていません。

が、少しずつではありますが、本命の催事であるまるごと猫フェスティバルに向けて
2年の間に少しずつ商品を増やしながら、同時にスタッフ全員で販売スキルを伸ばし
準備を進めてきたつもりです。

全面リニューアルした阪神梅田本店

とにかく美しい!!真新しいフロアに大阪駅・梅田駅から見える全面窓ガラスの外壁が美しいのですっ。

阪神梅田本店

この綺麗な百貨店の催事場での猫フェスに参加できて本当に嬉しくて
朝早くから出発してすでに疲れていたけれど舞い上がった気分でした。

・・・・

ところが・・・。

送ったはずの荷物が待てど待てど届かない。
こんなこと今まで一度もなかったので、何度も指定した日に届いているのか確認しました。

確かに届いている。でも催事場に上がってこない。
12時に売り場についてから何便かに別れて荷物が到着。

12時に荷物が届いているお隣の作家さんは準備が終わって帰られる始末。
そんな様子を見届けながら本を読んだりして待ちます。

待ち疲れてもう、、、「荷物が来なかったら明日からの催事どうしよう。」
不安で胃が痛くなります。

、、、「荷物が来なかったら明日からの催事どうしよう。」
不安で胃が痛くなります。

17時すぎ、最後の便で到着。最後の最後のコンテナに乗っていました!私の荷物!!!!!!

おぉ、今から準備して間に合う気がしない。

20時閉店ギリギリまで頑張ったけれど細かいところまでできず
翌朝早く売り場へ行き、なんとか形に。オープンできそうです。

まるごと猫フェスCatton

初日から、多くのお客様で賑わいます!

60人の猫作家さんが集まった今回のまるごと猫フェスティバル
それはそれは錚々たるメンバーです。

まるごと猫フェスCatton

私たちCattonにとって、初めての大阪。
リピートのお客様は当然いません。

周りはもう何十年もやっていらっしゃる大先輩方ばかり。
そして中国バイヤーの爆買。

常に横目で羨ましさと虚しさと。
落ち込んでばかりで自信をなくしてしまいそうになったり・・
気持ちが忙しかった午前中。

それでもCattonブースに立ち止まってくださるお客様とお話をし、
購入してくださるお客様との出会いが嬉しく、1日目を終了。クタクタ。

まるごと猫フェスティバル2022

チラシに掲載していただいたおかげで
初めて出展したこのCattonの代名詞とも言える【ネッコレス】
全国で笑ってもらえるネーミングなのですが、
お笑いの本拠地大阪でもクスっと笑えてもらえました!!

ありがとう、ネッコレス♪

神戸や姫路でお会いしたお客様との再開

今回、お手紙は出さなかったのですが、
猫展好きのお客様はやはり本家である梅田には毎年いらっしゃるようで
Cattonジュエリーを着用してお立ち寄りくださるのです(T T)

そんなお客様に支えられているのを心から感じます!!
お立ち寄りくださったみなさま、本当にほんとうにありがとうございました。

夏に兵庫県で再開できるのを心から楽しみにしています。

福嶋吾然有さんとのコラボ「妖精猫のピンバッヂ」

今回、Cattonにとって目玉であった妖精猫のチャリティーピンバッヂ

初めて目にした方はぜひこちらのブログも読んでください→https://catton.jp/catton-topics/69377.html

今回数量限定と発表していましたが、実際100個作っていました。

完売できるか不安もありましたが、
5日目に見事完売!!パチパチ

作家のみなさんも可愛いかわいいと褒めてくれて
そして猫のためにと購入して可愛い着けこなしを毎日見せてくださいました。

ご協力いただいたことが本当に嬉しくて
完売のお知らせとお礼にみなさんの元に回ったものです。

本当にありがたくて、もうこの恩は一生忘れません!!!!


とってもキラキラとした猫を描かれる衣川まやさんも大きな力をくれました!
このバッヂをつけて幸運を運んでくれた」といってくれた衣川まやちゃん。本当にありがとう^^

まやさんのファンであるというお客様ともお話が盛り上がったのですが、
「本当に素敵な作家さんだと思っていたけれど、やっぱりそうなんだとわかってもう嬉しいですっ」
とおっしゃっていて、ファンからも慕われてやはりすごい作家さんですねぇ。

はい、実物も可愛いのはもちろん、とにかく人として素敵な女性で憧れています。

女優の川上麻衣子さんの著書を購入しました

メディアでよくお見かけする川上麻衣子さんのブース
Cattonブースから近く、会期中も度々お見かけしました。

お仕事もお忙しい中、朝の朝礼から参加し、
朝一からブースに立たれてお客様とコミュニケーションを取られていました。

保護猫活動をされているのは存じておりましたが
先日までクラウドファンディングをされているのは知らず
お話をお伺いしていくうちに、新しい猫の街を作られる準備をされているとのこと。

「にゃなかというネット上の街に良かったらぜひ参加してください〜」

なんて言ってくださって非常に気さくな女性でした。

川上麻衣子さんとCatton

著書を購入しました。名前入りサインも書いてくださいました!
保護猫との暮らしを綴られています。感想は時間ができたら書きたいと思います。

カンバッヂ、コンプリート

まるごと猫フェスティバルでは毎回SNS投稿キャンペーンが開催されています。
人気作家さんの描かれたデザインで作られた缶バッヂです。

まるごと猫フェスティバル2022キャンペーンバッヂ


私自身が催事を担当するときは必ずコンプリートすると決めていますから
今回も毎日投稿してもらいましたよー!

まるごと猫フェスティバル2022キャンペーンバッヂ

今回はさとるこさん、福島吾然有さん、上野ここ-koko-さん、衣川まやさん、Amchou Land/あんぼももこさんです。
過去の可愛い缶バッヂも全部持っています♪

作家さん同士の仲の良さとアドバイスをくださる先輩方

今回、初めて大阪に乗り込んだ私にとって
精神的にはきつい1週間でした。(荷物が届かないところから・・)

なかなか目標としていた売上に到達できない日々。
今日は泣いてしまいそう・・という日に大先輩方とご飯をご一緒させていただきました。

みんな、最初があって、毎年毎年出展し続けて、コツコツお客様を集めて
それでも売上がつくれない日もある。

時代の流れを何度も経験してきた大先輩方も同じだということ
それから背負いすぎず気持ちを切り替えること。

私のスタッフも同じように凹んでしまう事態に直面するのですが
このアドバイスを心に留めてほしいと願います。

先輩方、お話を聞いてくださって、
そしてアドバイスをくださってありがとうございます^^

今後ともどうぞよろしくお願い致します。

猫イベントに参加させてもらうようになって4年目。

いつも作家さん同士がとても仲良しで、お互いの作品を可愛い可愛いと褒め合っていらっしゃいます。

私が初めて参加した熊本鶴屋の猫フェスからお世話になっている
尊敬する3人の作家さん。さとるこさん・Jouetさn・Clue.さん

今回大阪までご一緒できてとてもとても嬉しかったです。

猫作家九州一同

これからもどうぞ仲良くしてください♪

最後になりましたが、留守中の猫のお世話にお店のことを任せられるスタッフのみんな
家族、そしてご来場くださったみなさまに
感謝の気持ちを述べて終わりにします。

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