2022.5.17

ジョートフル熊本さんの譲渡会2022年5月

熊本ボランティアを中心に活動を盛り上げる団体、ジョートフル熊本

突然ですが・・・。ジョートフル熊本という名前、とても好きです。

ジョートフル熊本の在り方(HPより抜粋)

熊本県および熊本市の動物愛護センター・県内各地の保健所・動物保護団体には、とてもたくさんの犬や猫が保護されていて、常にキャパオーバー気味の傾向が続いています。

その状況を変えるためには、保護せざるを得ない状況になる動物を減らすことも大切ですが、譲渡をどんどん進めていくことも重要です。

わたしたちが考える解決策は、「保護動物の譲渡会を、楽しく、あちこちで、便利な場所や大きなイベントで、定期的に実施すること」です。 

動物愛護センター・保健所・動物保護団体と協力しながら、動物たちに新しい家族を見つけるための譲渡会をさまざまな形で毎月開催しています。

・・・

生体を保護したり譲渡したりされている団体ではないという
少し変わった位置づけかもしれません。

でも、私はこの仕組みがとても斬新だっただけではなく、
生まれた経緯や活動方針に非常に心を打たれ、
保護活動に無知だったCatton立ち上げの時から多くの縁結びや指導をくださった
恩師のような存在なのです。

そもそも、ジョートフルというのが楽しく喜びにあふれたという意味の「joyful」と「譲渡がFULL(いっぱい!)」を掛け合わせた言葉。(ジョートフル熊本さんのサイトより抜粋)

出会いと学びがあって、誰でも歓迎、そして楽しくて。
地域コミュニティ作りの場に、地域活性化のキッカケに。
それが、ジョートフルが提供する譲渡会です。 

キャパオーバーが顕著な熊本から!と、熊本地震後に作られたのですが、
ここには熊本復興への決意だけではなく、なんというか、
もう熊本人と言ってもいいのではないかと思うほど熊本のために尽くしてくださるのです。

現在、代表を努めている方は、関東住まいなのに
毎月譲渡会のために熊本に連泊して来てくださっているという。
熊本県民でも経験していない宿泊地(熊本県民も泊まったことない人が多いといわれる「湯らっくす」など)も度々利用されていて
やっぱりもう熊本人より熊本人なのを誰もが認めている人なのです!(ワケがわからないこじつけかもしれません)

初めての会場クロイシガーデンでの譲渡会

5月14日(土)15日(日)2日間に渡って熊本県の保護団体やキッチンカー、
物販など譲渡会を楽しくする工夫があちこちに!

大手芸能プロダクトも協賛してくれたトレーラーハウスは
冷暖房完備で、暑さ寒さに弱い猫たちにとって快適に過ごせるようになっています。

最近忙しさを理由にお手伝いにも行けていませんでした。
今日は久しぶりに自分の次男を連れて4/15(日)に行ってきましたー!

お昼頃にはあいにく雨が降ったりやんだりでしたが
多くの来場者で賑わっていました。

猫会場(トレーラーハウス)は完全予約制のため今回は中に入れませんでしたが
可愛い保護猫たちが多くの方と触れ合っていましたよ。

緊張して固まっている子、気配を消してしまう子、アピール上手な子
十猫十色で、各団体でお世話をされている猫たちが新しい家族と出会う場です。

Cattonは営業日は毎日譲渡会をしているシェルターとなっていますから
ご予約は不要、無料で猫たちと触れ合っていただけます。

ただ、この子達は近い将来家族になってくださる方を探している保護猫です。
猫たちと遊んでいただくことも大切な時間ですが
やっぱり仕組みとしては会社の収益を持って活動を継続することが目的なので
ぜひネコ好き&ジュエリーが好きという方がいらっしゃったらご紹介をお願いします!

譲渡会を話しに戻します。

今回会場となったクロイシガーデン。黒石駅から徒歩10分とのことです。

広大な土地はまず目に入るのは牧場。
ニワトリさんもヤギさんもいます。
そしてお子さんも嬉しいツリーハウスは、
大人でも登って入ってみたい本格ハウスです。

敷地内を整備しているそうですが、立派な竹があり
切り落とされたたけのこもありました。

ニワトリさんはよく脱走するというお話を聞いて笑いましたが
本当に脱走しているニワトリに会いました(笑)

牛さんはお昼どきだったからか、むしゃむしゃしながら休んでいました(笑)


かごにゃんさんのブースには、お店にいる保護猫、
ボランティアメンバーさんのお家で愛情を受けている猫たちがいました。

ぜんぜん緊張せず、ずっと熟睡している姉妹。ほんとに起きない(笑)
お〜い、せっかく譲渡会に来たんだから可愛いお顔見せてアピールしてよ〜
とつっこみたくなるほどのリラックス具合でした。


ツリーハウス周辺に出展されているおなじみのブースがあったり
出張絵本販売をされているモフさんもあり
一日楽しめますね〜。

レスキューさくら会さんのブースで、
チャリティー本を購入しました♪
本を買うことで保護犬猫助けにつながるなんて素敵です~!

チャリティー本 もふもふのほんと


協力してくださった会社さんのおかげで仮設トイレも設置されていました!
広い敷地内でのトイレ問題も解決されていて細部にまですごいです。

保護犬たちはツリーハウスの横にいました〜!!

有明保健所出身のポチ
とっても大きくかっこいいお爺さんですが、お顔から穏やかさが伝わる優しいワンちゃんだとわかりました。

もう10歳と高齢ですからずっとの家族の元で
穏やかな犬生を過ごしてほしいと願っています。
ボランティアメンバーさんがリードで連れていましたが、ゆっくりと人間に合わせて歩くことができていましたよ。

ちょっと犬は苦手な息子も触ることができて、少しは犬苦手を克服できたかな。

私の息子、中1なんですが、大好きな猫はもちろん
間近で牛さんやニワトリと触れ合えて
大好物のラーメンにクレープ、ポテチも食べて大満喫していましたよ。

千手さんのサビ猫姉妹申込あったそうです!

トレーラーハウスの保護猫たちに会う事はできませんでしたが
アニマルアシスト千手さんの猫たちに出会いました♡

グレーのサビ猫姉妹 マルちゃんとクルちゃんです。

今年の冬Cattonを卒業したラパン・ココア姉妹のおかげで
サビ猫の素晴らしさと可愛さを知った私は、この子たちがテントにいたのを見逃しませんでした!

とても人懐こく人間が大好きなのは、ボランティアさんの愛情をたくさんたくさん受けたからだと思います。

二匹一緒の譲渡となるとハードルあがるかもしれませんが
私は兄弟姉妹の同時譲渡を推奨しています。

猫からもらう幸せは2倍以上だからです。

この二人にずっとの家族ができたらいいなーとテントを去ったあと、
出会いがあったそうで、仮のお母さん泣きそうでした。
1年7ヶ月という間に愛情を注がれたからこその気持ちなのでしょうね。

マルちゃんクルちゃん、幸せになってね〜!

千手さんは、1年前に卒業したせんくんの保護主さんです。
保護された経緯についてはこちらをご覧ください。

せんくんはの譲渡に対してお礼を言われましたが・・・。とんでもないです!
せんくんの名前はそのまま引き継がれて一言では表せないほど幸せに暮らしていて
これこそボランティ冥利につくなぁと感じるほどです。

ジョートフルのメンバーが代表をお祝い

今回の譲渡会では、犬に1件
猫に11件の申し込みがあったそうです。
12匹の保護犬猫が幸せになれると思うと嬉しいです。

もっともっとこの活動が広まりますよう、皆様のシェア拡散のご協力もお願いします!

ブログの冒頭に書きましたが、代表は普段は関東にお住まいの方です。
熊本県北のわたしより熊本人の代表が数日前にお誕生日だったこともあり
写真撮影、譲渡報告等のタイミングでメンバーさんがサプライズでお祝いを♪

こういった温かいメンバーさんの情熱
そして各ボランティ団体さんの熱意
そして絆。

この三角形が熊本の譲渡活動を盛り上げているし、
各団体がお互いに支え合うような関係は
なかなかないのではないかと思っています。

そして動物のために、自分の資源や時間を使ったメンバーお一人お一人の力で
熊本は殺処分ゼロを目指すことができています。

私にとってみなさんは先生であり、恩人であり、尊敬してやまない方ばかり。

私達Cattonだけでは頑張れません。お客様からのご支援だけでも成り立ちません。

ジョートフルさんを始め、レスキューさくら会さんや各団体さんがあって
その方々の終わりのない命のリレーのほんの一部を繋いでいるのがCattonだと勝手に思っています。

だからこそ。

毎年、このジョートフルさんへ寄付すると決めています。

2022年の寄付記録はこちら→https://catton.jp/catton-topics/67657.html
2021年の寄付記録はこちら→https://catton.jp/station/5567.html
2020年の寄付記録はこちら→https://catton.jp/catton-topics/2658.html

Cattonに設置している募金箱へ寄付してくだった全額をジョーフル熊本さんへ寄付しております。
いつも保護犬猫のために少しでもと募金をしてくださってありがとうございます。

ここでも改めて感謝の気持ちをお伝えします。


一部の方にとってはペットショップも必要な場所かもしれません。

でも、一つ目線を変えるだけですぐ近くに家族になることができる犬猫がいることを
一人でも多くの方に知ってもらえるよう、Cattonはスピードを上げなければならないのです。

まだまだ力不足ですが、どうか応援してくださいますようお願いいたします。

Catton専務 梅崎

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