2021.8.20

先住猫の気持ち

保護猫(サビ猫・黒猫)

皆さんのお家には猫は何匹いますか?



Cattonにいらっしゃるお客さまによく、「今1匹いるんだけど、ひとりだと寂しいと思うのでもう1匹お迎えしようと考えているんです。」というご相談をいただきます。

ふたりだと一緒に遊ぶことができたり、じゃれ合ったり喧嘩をすることで学べることもたくさんありますよね。


ちょっとお留守番というときも、〇〇と一緒なら大丈夫!みんなが帰ってくるのを待っているね!と思ってくれているかもしれません。

ただ本当に、その子の性格によってはひとりだけの方がいいときもあります。だから、ウチノコがどんな性格でどんなことを考えているのか、よーく見て理解してあげてくださいね。

少し前触れが長くなってしまいましたが、これから本題に入っていきます。今週もよろしくお願いします。

新しい子がくる!?

猫は世間一般的には、賢い動物だと思われていないと思います。猫好きの私たちからしたら、いやいやとっても賢いからね!これ常識です!と言いたくなりませんか?笑

だからですね何を言いたいかといいますと、先住猫ちゃんは新しい子を迎えようとしていることにすぐに気づくのです!

ん?何かしようとしているなと勘づいて、どこかソワソワしていつもとは違う行動をすることがあります。

だから新しい子が来る前から何となく気付いているため、お家に入った瞬間なんて彼らにとっては余裕で今までとは違う子がいる!とすぐに猫レーダーが働くのです。

そこからの行動も本当にその子によって様々ですが、基本的にどうすべきなのかは必ず知っておく必要があります。

過去のブログには、先住猫ちゃんがいるご家族に譲渡したときの状況と猫たちの心の声が分かりやすく書いてあります。写真や動画もあるので、ウチノコで想像しながら読むことができると思います。

あ!「先住猫と新入り猫が合わない?!」のブログに飛ぶ前にお約束を!ちゃんとこちらに帰ってきてくださいね~(笑)

はじめましてのときは、私たちヒトもどこか緊張しませんか?どういうヒトなんだろう?何を考えている?といつも以上に頭を使って神経を張り巡らせて。

きっと猫も同じで、お互いに思うこと・感じることがあるはずです。

余程、相性が合わないということでなければ、少しずつ心の距離が近づくように考えて空間作りをしたり、接し方も変えてみたり、私たちが気をつけるべきことが沢山あります。

本当に少しずつ、それぞれの匂いや音、中身をそれぞれが知っていけるようにそのお手伝いするのも、私たちヒトが猫の幸せのためにできることだと思います。

かず君による同化の術。来たばかりのころは、ドキドキが伝わってきていました。

ひとりだと寂しかったでしょ!家族を迎えたよ、はい仲良くねー!という風にいきなり共感ゼロな環境は、猫からしたら余計なお世話だにゃ🐱と思うかもしれませんので、いつも以上に慎重に丁寧にお願いします。

先住猫のこころ

今までは自分だけの空間だったところに知らない子が入ってくるのです。野良猫が縄張り争いをするように、先住猫ちゃんも自分のテリトリーを奪われるのではないかと不安になります。場所も人も自分だけの大切なものなのに、、、と寂しい気持ちと不安でいっぱいになる我が子は見たくありませんよね?

ご飯やヨシヨシ、抱っこ、声を掛けるときは先住猫ちゃんの方から!これは鉄則ですよ~!

人間の子どもも一緒と一緒です。姿・形は違えど、ヒトも猫も同じところがあって、より可愛く愛しい気持ちになりませんか?✨

少しずつ仲良く!と言っても、猫によっては自分は自分!という一匹狼タイプの子もいますので、その場合は無理に一緒に遊ばせたりしなくて大丈夫です。

それぞれがそれぞれのお気に入りの場所で、好きなように過ごす。それもありではないでしょうか♪

保護猫という選択

家族として猫を迎える。そんなときに保護猫を選択肢に入れていただきたいです。

保健所や動物愛護センターにいる子、保護団体さんがそれぞれ個人で抱えている子がたくさんいます。特に保護団体さんや個人ボランティアでされている方は、ご自身のお仕事やお家のことも毎日ある中で、猫の命や幸せのために頑張ってくださっています。

これだけでもとても体力的にとても大変だと思うのですが、、、

保護した子をずっとの家族へ譲渡するまで、その子が必ずしも健康というわけではありません。異変を感じてすぐに病院に連れて行っても、悲しい思いをすることだってあるのです。

そう考えたときに、私たちが想像する何倍も色んな感情を抱えていらっしゃるのではないかと思います。

猫の可愛さや面白さに幸せをもらうのと同じくらい、悲しいことや悔しいこともきっとあります。猫が大好きで猫のために!と強い覚悟をもって活動をされている保護団体さんのことを知って、「この子を預かってくれませんか?」と連絡をされる方もいるでしょう。

保護猫や犬のために活動をされている団体さん・施設は全て常にいっぱいいっぱいです。病院で何をすべきなのか、どんなものを準備してあがたらよいか、里親さんへの譲渡条件で気を付けるべきことは?など、前向きなご相談であれば喜んで力になります!


ご自身の責任で保護をされるのであれば、猫の幸せを私が繋ぐ!!という覚悟をもってお願いしますね。


Cattonでも現在、4匹の人懐っこいカワイイ子たちの里親さんを募集しています。
姉妹と兄弟なので2匹一緒にお迎えしてくれる方との出会いを待っていますので、周りの方へ広めていただけると大変助かります。

里親さん募集中の猫たちと一足先に幸せになっている卒業猫たちのプロフィールはこちら。
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Catton髙濱

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